過去ログ - 魔法使い「勇者愛してる」魔王「魔法使い愛してる」
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116: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 11:28:14.34 ID:ElzWcBhqO
魔法使い「それに、噂が本当かどうか確かめなきゃ…。もしも…もしもよ。噂が本当だったとしたら…」

魔法使い「本当だったとしたら…」

私はどうするんだろう。
勇者を説得する?
それとも、一緒に魔族として生きる?
あるいは…。

殺そうと思えば殺せるかもしれない。
総合力では勇者に分があるが、距離を取りつつ魔法合戦に持ち込めば魔法使いにも勝機はある。
もっともそれは…魔法使いの知る勇者と、魔族と化した今の勇者の戦闘力が変わっていなかったら…という仮定での話だが。

魔法使い「…ふふっ。」

魔法使いは、自分が考えている事のおかしさに思わず笑ってしまった。
勇者と戦うつもりなのか、私は。
あんなに愛し合った勇者と?
そもそも、勇者が魔族に堕ちたという噂など信じてもいないのに。

魔法使い「…会ったらとりあえず1発ビンタね。私をこんなに心配させた罰にしちゃ軽いもんでしょ、感謝しなさいよ。」

魔法使い「そして…その後に思いっきり抱きしめて。」


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