過去ログ - 魔法使い「勇者愛してる」魔王「魔法使い愛してる」
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165:名無しNIPPER[sage]
2016/07/23(土) 05:52:55.58 ID:3V9x0GlqO
>>163
そうだとしても勇者がこうなったのは魔王のせいでもあるだろ?
それに魔王にたいしての負の感情が消えたわけでもないし
元々勇者が1000人いても勝てないレベルだったわけで勇者が魔族パワーで強くなっても魔王への負の感情があるかぎり魔王も強くなるだろ


166:名無しNIPPER[sage]
2016/07/23(土) 06:23:33.44 ID:HKXXLN36o
ここで倒したとして次の魔王になるのは勇者じゃないですかやだー


167:>>165[saga]
2016/07/23(土) 07:25:42.56 ID:wHu4ddLvO
院長の台詞をちゃんと読めよ


168: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/23(土) 10:06:58.70 ID:qWuspiJzO
−−−

【魔王城】

魔王「…なるほど、魔王であるこの私と互角に渡り合うか。想像以上だ…貴様、果たしていか程の呪いをその身に宿した?」シャキーンッ
以下略



169: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/23(土) 10:08:41.37 ID:qWuspiJzO
力と力の真っ向からのぶつかり合い。
そのどちらもが、絶対的な…などという冠詞でさえ形容できない程の途方もない力。
ここが魔王の魔力と同調した魔王城の中でなければ、世界が丸ごと滅んでいたかもかもしれない。

互いの力は均衡し…戦いは熾烈を極めた。
以下略



170: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/23(土) 10:09:35.25 ID:qWuspiJzO
勇者「ぜぇっ、ぜぇっ…」

魔王「はぁっ…息が、荒いぞ勇者…はぁっ」

勇者「…へへっ、お前もだろ…」
以下略



171: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/23(土) 10:13:16.83 ID:qWuspiJzO
勇者「俺は負けられない…お前を殺す為だけに、色んなもの捨てた。いや…犠牲にした。」

勇者「より強く、より激しく憎まれるように…できる限り残酷な殺し方をして回った。泣き叫ぶ子供を母親の前で真っ二つにした…愛し合う夫婦に武器を持たせ、どちらかを殺せば片方は許すと言って両方殺した…王がくれた剣でその王を殺した…」

勇者「…俺を待ち続けた僧侶をっ!!こんな俺なんかを信じて、お前の拷問にも耐えて、ずっとずっと待ち続けて…すっかり壊れてしまった僧侶をっ!!命乞いも聞かずに俺は殺したっ!!」
以下略



172: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/23(土) 10:22:37.13 ID:qWuspiJzO
繰り出されるのは、その命を懸けた両雄最後の一撃。
勇者と魔王は飛び出すと同時に交差し…

ガキィィィィィィィン!

以下略



173: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/23(土) 10:24:00.66 ID:qWuspiJzO
勇者は魔王を討った。
ついに悲願を達成した瞬間だった。
それはとてもとても感慨深いような…そうでもないような気がした。

勇者「僧侶…魔王を殺してほしかったんだよな?俺の秘策を楽しみにしてたんだよな?戦士の仇を討ってほしかったんだよな?これが…その答えだ。」
以下略



174: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/23(土) 10:35:34.99 ID:qWuspiJzO
−−−

ガラガラガラ…

魔法使い「…ま、魔王城が崩れてるっ?!」
以下略



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