過去ログ - 魔法使い「勇者愛してる」魔王「魔法使い愛してる」
1- 20
38:名無しNIPPER[sage]
2016/07/20(水) 22:27:31.04 ID:q1uYvEDto

やばいよやばいよ


39:名無しNIPPER[sage]
2016/07/20(水) 23:11:12.12 ID:QRfqCLY6O
おつおつ
魔王チートすぎワロタ…こんなんどうやって勝つんよ


40:名無しNIPPER[sage]
2016/07/21(木) 00:11:55.34 ID:DsUrGmKQo
いっそのこと魔王倒したってことにすれば良いのに

隠し通せるかはしらん


41: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/21(木) 01:24:18.86 ID:M+3Ego/D0
−−−

【東の王都・勇者の家】

母「…ゆ、勇者!」
以下略



42: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/21(木) 01:25:29.05 ID:M+3Ego/D0
−−−

母「さぁ、たんと召し上がれ。」

勇者「…うん、やっぱり美味しい。」もぐもぐ
以下略



43: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/21(木) 01:29:20.01 ID:fI1efZjyO
母の腕は、優しく…そして力強く勇者を包み込んだ。
そこに恥ずかしさなんてなかった。
人類最強の勇者が?
19歳にもなった男が?
そんなの関係ない。
以下略



44: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/21(木) 01:29:55.09 ID:fI1efZjyO
母「私がどんなに止めたって、あなたは最後まで戦うんでしょう?あなたは昔から正義感の強い子だったものね。」

母「だったら…私にできる事はひとつ。母として、あなたの行く末を見守り…あなたがどんな道を進んだとしても、それを信じる事。」

勇者「…うん。俺、頑張るよ。母さんに話したい事、いっぱいあるんだ。南の国が焼けるように暑かった事、西の国の湖が綺麗だった事、北の国の山が険しかった事、戦士はいつも酒ばっか飲んでて、酔ったら面倒くさいしいびきがうるさい事、僧侶はドジですぐに転ぶくせに、他人の心配ばっかりしてお節介焼きな事…」
以下略



45: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/21(木) 01:33:07.70 ID:fI1efZjyO
−−−

【東の王都・光の広場】

ガヤガヤ…
以下略



46: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/21(木) 01:36:24.38 ID:fI1efZjyO
勇者「…まず先に、謝っておかねばなりません。戦士と僧侶は…魔王との戦いで命を落としました。」

男「や、やっぱり亡くなられてたんだな…。」

女「まだお2人共若かったのに…。」
以下略



47: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/21(木) 01:37:20.01 ID:fI1efZjyO
勇者「魔王の力は想像を遥かに上回るものでした…。正直、全くの別次元と言ってもいい。恥ずかしながら、俺達は魔王に傷1つ付ける事すら叶わず敗れました。」

魔法使い「私達の力不足は否めませんが、それでも四天王をはじめとした他の魔族達は圧倒する事ができました。魔王の側近にもそれ程苦戦はしませんでした。魔王だけが…あまりにも桁外れで途方もない力を有していたのです。」

勇者「そして、俺達は戦いに敗れた後、魔王本人からその力の秘密を聞かされました。魔王は…いえ、魔族は自分に向けられた負の感情を糧としているのです。」
以下略



48: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/21(木) 01:38:08.35 ID:fI1efZjyO
男「なんだと…俺達が魔王を強くしてしまっていたというのか…」

女「し、仕方ないわよ…そんな仕組み、誰も知りやしなかったもの。」

魔法使い「…考え得る策は2つ。1つは、世界規模の精神魔法で一時的に人々の意識を遮断し、魔王への負の感情の流入を止めるというものです。極めて難度が高いこの魔法を完成させるべく、王は世界中の魔導機関に連絡を取り研究を要請して下さるそうです。」
以下略



228Res/147.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice