106:名無しNIPPER
2016/07/27(水) 20:34:23.46 ID:sMihRnaL0
「よかった。大丈夫」
そう呟いて、亜美の体に手をかざすやよい。
すると、ものの一瞬で痛々しい銃創が塞がり亜美が目を覚ました。
「あれ‥‥‥やよいっち、たしか亜美、ミスっちゃって」
「もう大丈夫だよ、亜美。私が治しておいたから」
「あはは‥‥‥ごめんねやよいっち、また迷惑かけちゃって」
やよいの手を借り立ち上がる亜美を横目に、バラライカは伊織に声をかける。
「そこのお嬢さん。あなたがリーダーよね。出てらっしゃい、もう撃たないわ」
「その手には乗らないわ!」
警戒する伊織に、バラライカは呆れたような笑顔を見せると、拳銃を地面に置いた。
「全員、銃を地に置け!」
バラライカの指示を受けたヴィソトニキがカラシニコフを地面に置く。
その様子をうかがって数秒後、伊織がゆっくりと姿を見せた。
それに続いて真美も廃墟から姿を現す。
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