32:名無しNIPPER[saga]
2016/07/23(土) 23:25:50.53 ID:G7thJZfF0
「何をする貴様ら!反逆者がどうなるかわかってのことだろうな!」
羽を前面に拡げ、隊員の攻撃を辛くも防ぐ隊長に隊員の1人が叫び返す。
「反逆者はあなたの方だ隊長!理由も無しに味方を殺すなど!」
「理由ならある!奴らがあの男の混ざっていることを見抜けなかったからだ!」
「何を言っている!男ならずっとそこに倒れているだろう!」
「そうよ、隊長さん。『プロデューサーさんはずっとそこに倒れているじゃない』」
「馬鹿な!現にさっき……」
兵士が薙ぎ払った列の方を振り向くと、そこに倒れていたのは胴体が真っ二つに分離した、No1から7の隊員だけだった。
「何故だ!No6は、……ぁ…………」
動揺からか羽での防御が弱まった隊長に複数の羽が突き刺さる。
突き刺さった羽はそのまま勢いを殺すことなく、隊長を宙に浮かせた。
「まるで、百舌鳥の早贄ね」
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