82:名無しNIPPER[saga ]
2016/07/24(日) 18:53:47.36 ID:+whENkLl0
「そろそろ出てきたら?うっとおしいったらありゃしないわ」
バラックの影から出てきたのは、三人の男、皆揃って拳銃をぶら下げている。
「コーサ・ノストラね?」
「そこまでわかってりゃあ話が早えや。護衛もなしとは、随分舐めてくれるじゃねぇか」
「必要ないだけよ」
「そうかよ、あの世で後悔するんだなぁ!嬢ちゃん!」
三方向から放たれる銃弾にも、伊織は眉一つ動かすことなかった。
何故なら、その全てが伊織の身体をかすることもなく、弾かれたからだ。
「も〜いおりん無茶しすぎっしょ!」
「ほんとほんと!亜美達がいなかったら死んじゃってるよ〜」
「うっうー!私が治してあげるから大丈夫かなーって!」
突如、頭上から現れた少女三人は伊織を囲むようにして降り立っていた。
三人共、こんなスラムには似つかわないような色とりどりの衣装を身に着けている。
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