過去ログ - 文香とありすの今夜はこの一冊〜第一夜〜
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9:1 ◆AG7E9M3h9g[saga]
2016/07/24(日) 22:17:01.85 ID:bHcEzNkF0
文香「ありすちゃんが先ほどいったセリフもそうですね。」

文香「『ああ、ロミオ、ロミオ、どうしてあなたはロミオなの。名前がなんだというの? バラと呼ばれるあの花は、ほかの名前で呼ぼうとも、甘い香りは変わらない。』」

文香「このセリフは、ロミオがロミオでなくなっても。つまり、家や名前を捨てても自分が愛するロミオという人間は変わらないんだと言う情熱的な愛の言葉です。」

文香「『ああ憎んで恋をし、恋ゆえに恨みが募る。そもそも無から生じた有だ!下らぬことで憂いに沈み、戯れごとに真剣になる。恋と呼べば聞こえがいいが、その内実はどろどろだ!』」

文香「私はこのセリフ結構好きなのですが、あまり知られていないセリフですね。」

ありす「どういう意味なんですか?」

文香「これは、ロミオがジュリエットと恋に落ちる前に片思いをしていた女性に対する思いを語った言葉ですね。恋は綺麗ごとなんかじゃ無くって、恨み、二組、妬みなんかの暗い感情が沢山含まれているんだということを言ってるんです。」

ありす「ロミオってジュリエット以外に好きな人がいたんですか!?」

文香「……そうですね、学生の劇などでは省かれがちですけど、そもそも二人が出会ったのはすれ違いからなんです。」

ありす「すれ違い?」



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