過去ログ - 高森藍子「7月25日。私は、ウサミン星でお散歩をしました」
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43:名無しNIPPER[saga]
2016/07/25(月) 20:03:24.37 ID:s0xS1vQx0
「そうですっ。今日だって菜々さん、寝ちゃった私をずっと膝に載せてくれて……そうだっ。私、そのお陰でとっても幸せな夢を見られたんですよ! もうよく覚えていませんけれど……これも菜々さんのお陰なんです!」
「そうですかそうですか! キャハッ☆ 藍子ちゃんに、いえ、お嬢様に心地よい時間を与えられたなら、ナナ、大感激ですよ!」
「菜々さんはメイドさんの中のメイドさんですっ」
「や、やだなぁ照れちゃいますよぉ! そんなこと言ってくれるの藍子ちゃんだけですからねぇ!」

後ろから呆れの視線を感じる。頬に汗が流れるのを自覚しつつ藍子は頑張って前だけを向くことにした。前向きに前向きに。
ひとしきり照れ笑いを続けた菜々は、ようやくジュースに気付いてくれたらしい。ありがとうございます! と最大級の笑顔と共にプルタブを勢い良く開ける。腰に手を当て、先ほどの加蓮よりもさらに迫力ある一気飲み。お酒という単語なんて連想していない。断じて連想していない。



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