過去ログ - 【安価とコンマ】行き当たりばったり幻想郷生活二日目
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948: ◆z07gL4YySg[saga]
2016/10/10(月) 21:35:53.51 ID:3ok9jtd40
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ガシャッ、ガシャッ!シャンシャンシャン!ザウッ!ザウッ!

てゐ「……ねえ、これって何の音だっけ?」

鈴仙「料理の音でしょ、てゐ……確かに怖いけど、まあ美味しいし良いんじゃない?」

てゐ「確かにそうなんだけどさ……やっぱ慣れないんだよねぇ……」

輝夜「まあ、何時か慣れるわよ。料理した後に前みたいに戻るんだし、気にする必要は無いわよ」

永琳「姫様すぐに慣れてましたしね。最初こそかなり戸惑ってましたけど」

輝夜「鴉は鴉だしねぇ。もしかしたらいつか前の体型のまま、今と同じ位美味しい料理を作れるようになるかもしれないわよ?」

鈴仙「流石、料理人と言うべきなのか。情熱が凄いですよね、鴉さん」

輝夜「バイトでも大活躍らしいわよ?料理の腕前が上がって、作る速さも早くなったからお客さん増えたとか」

てゐ「……あの体型で屋台に入れるの?」

永琳「でも、作り終わったら戻るんだから大丈夫なんじゃないの?」

鴉「……何、私の話してんだ?」

台所から、鴉が両手に料理を持って来る。さっきとは違い、痩せている元の姿で。

輝夜「あ、もう出来たの?相変わらず早いわね」

鴉「おう、ばっちりな!」

てゐ「やっぱりこっちのほうが落ち着くね……おばちゃんな鴉より、こっちの鴉の方が」

鴉「あはは……まあ、慣れてくれ」

鈴仙「そう言えば、料理中の音が凄く物騒なんですけど……どんな事してるんですか?」

鴉「…………え?」

鈴仙「え?」

鴉「いや、別に前と変わらないと思うけど……五月蠅かったか?」

鈴仙「あ、いや。五月蠅いというか、シャンシャンって……」

永琳「鈴仙、気にしない方がいいわよ。鴉も困ってるでしょ?」

鈴仙「えー……絶対におかしいですよ……師匠……」

輝夜「まあまあ、ご飯が冷めちゃう前に早く食べちゃいましょう。ね?」

鴉「ああ、私の魂の料理……さあ!沢山食べてくれ!」

鈴仙「はい、いただきまーす!」

てゐ「いただきまーす」

永琳「いただきます」

輝夜「いただきまーす!」

四人がそう言い、鴉の作った昼食を食べていく。美味しそうに、笑顔で。



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