2: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/08/05(金) 00:09:37.76 ID:UcuZNhVx0
スレタイにモバつけ忘れました
P「……そうだよな。みく、だよな」
3:名無しNIPPER[sage]
2016/08/05(金) 00:09:47.73 ID:p/BGx7e0O
スレタイでわかるからセーフ
4: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/08/05(金) 00:10:09.52 ID:UcuZNhVx0
俺がシンデレラプロダクションに就職したのは、今から2年半前のこと。
はじめはアシスタントとして経験を積んでいき、今年の春からいよいよひとりでアイドルのプロデュースを務めることになった。
あてがわれたアイドルは、前川みく。大阪出身の15歳の少女で、本人たっての希望で猫キャラを推したプロデュースを行っている。
彼女とのコミュニケーションは、まあ悪くないと感じている。少なくとも、口論が絶えないとか口数が少なくなるとか、そういった状況にはなっていない。
5: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/08/05(金) 00:11:49.84 ID:UcuZNhVx0
P「はい。はい……そうですか」
P「ご連絡いただきありがとうございます。今後機会があれば、ぜひうちの前川を」
P「……失礼いたします」
6: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/08/05(金) 00:13:03.82 ID:UcuZNhVx0
みく「……みくは、今回のバックダンサーのお仕事、やりたいって思ったよ。だから、オーディションにも参加したにゃ」
みく「だから………ううん、なんでもない」
P「みく?」
7: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/08/05(金) 00:13:33.38 ID:UcuZNhVx0
その日の夜
居酒屋の店員「いらっしゃいませー!」
8: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/08/05(金) 00:14:17.58 ID:UcuZNhVx0
女性客「……ん?」クルリ
P(やば、見すぎたか)
P「って、あれ?」
9: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/08/05(金) 00:15:15.11 ID:UcuZNhVx0
夏美「………」チビチビ
P「………」チビチビ
夏美「……えっと。恥ずかしいとこ、見せちゃったわね」
10: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/08/05(金) 00:16:22.78 ID:UcuZNhVx0
相馬夏美さん、25歳。
俺と同い年の彼女とは、大学時代に出会った。
高校を卒業した俺はキャンパスの近くのアパートに住み始めたのだが、隣の部屋を借りていたのが彼女だったのだ。
11: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/08/05(金) 00:17:52.18 ID:UcuZNhVx0
夏美「Pくん、午後の講義同じだよね。お昼一緒に食べない?」
P「ああ、いいよ。学食?」
夏美「ふふふ……じゃーん! なんと今日は、お弁当を作ってきちゃったわ!」
12: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/08/05(金) 00:19:03.92 ID:UcuZNhVx0
夏美「うふふ。一言余計」
P「過去の事実を述べているだけだ。しょうがない」
P「けど……痩せたね。夏美さん」
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