過去ログ - 海辺の町と赤く染められた国
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177:1 ◆sfGsB21laoBG
2016/08/11(木) 18:10:15.24 ID:VLnMOMfy0


「おう、起きたか」

居間で目覚めた信一を見ながら僕は漬物をパリパリとする。

「…え?今、何時…?」
「もう八時だぞ。既にお前の為の朝飯も俺が食ってる」
「おい!辞めろよ!」
「嘘よ、ちゃんと信一ちゃんの分の朝ご飯あるからお食べ」

そう祖母が僕の頭を叩きながら言った。

「あ、おはようございます…じゃあご相伴に」
「その前に顔を洗ってきたら?達矢ちゃんの悪戯を消さないと」

叔母さんの一言に信一が慌てて洗面所に行くと叫び声が聞こえる。

「ぬああああ!やめろおおお!…て、消えねえし!」
「そりゃまあ油性だからね」
「お前油性は辞めろよ!せめて水性にしろよおおおお!」
「だって目の前に油性しかなかったし…あ、最後のウインナー貰うぞ」
「辞めろって!俺のウインナーだろうが!」

僕らが騒いでいるとドタバタと言う音がして階下に親戚のチビ共が現れた。


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