過去ログ - 時子「アァ? 法子がドーナツを食べないですって?」
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1: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 09:41:38.99 ID:D54Xh2/I0
【モバマスSS】です


――――プロダクション、事務室前廊下

時子「帰ってきてみたら妙に騒がしくて気になってはいたけれど……ククッ、冗談にしてももっとまともなことを言いなさい、涼」

涼「いや、冗談とかじゃなくて本当なんだって。皆それですごい心配しててさ」

時子「あの法子よ? ドーナツのために生きているようなあの子が、ドーナツを食べないなんてありえないわ」トントン

時子「そうね……それこそ空から鮫なり鯨なり、そういった生物が降ってくるような荒唐無稽な話ではなくて?」

涼「いや、そこまでのことじゃないと思うけど……とにかく時子サンが帰ってきてくれてよかった。ちょっと様子見てあげてよ」

時子「……なぜこの私が、そんなことをする必要が?」

涼「え? だって法子の保護者みたいなもんだよね時子サン?」

ピシィ!

涼「いたっ!?」

時子「誰が、なんですって……? くだらないわね、私は別にあの子のなんでもないわよ。保護者なんて馬鹿らしい」ヒュンヒュン

涼「うぅ……鞭は勘弁してよ」

時子「鞭は当ててないでしょう? 今のは鞭を振った時に出る衝撃波を軽く当てただけよ」

涼「えぇ……ともかく、法子が一番なついてるの時子サンだし、保護者じゃないにせよちょっとは心配してあげなよ」ジッ

涼「その手に持ってるのドーナツでしょ? そういうお土産持って帰って来るくらいなんだしさ!」


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2: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 09:42:17.77 ID:D54Xh2/I0
※財前時子様
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※松永涼
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3:名無しNIPPER[sage]
2016/08/14(日) 09:43:50.30 ID:lL4aUxhy0
期待


4: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 09:43:57.58 ID:D54Xh2/I0

時子「……は? お土産? 何を言ってるの貴女」

涼「え、違うの?」

以下略



5: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 09:45:36.20 ID:D54Xh2/I0

涼「まぁなんでもいいからソレ持って早く法子のとこに行ってあげてよ。時子サンならなんとか出来るだろうしさ」

時子「チッ……まぁいいわ。涼に頼られるのも、なかなか気分がイイわね。それで、法子はどこにいるの?」

以下略



6: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 09:46:07.65 ID:D54Xh2/I0
※椎名法子
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※白坂小梅
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7: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 09:47:38.40 ID:D54Xh2/I0

法子「えっ、そ、それは……」

時子「とりあえず、仕事先でドーナツを貰ってきてしまったから、これを食べなさい。話はそれからに――」

以下略



8: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 09:48:20.85 ID:D54Xh2/I0
※千川ちひろ
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9: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 09:50:42.11 ID:D54Xh2/I0

涼「えっ、あれ、そうだっけ小梅……?」

ちひろ「そうでしたよね小梅ちゃん」ニコッ

以下略



10: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 09:52:36.70 ID:D54Xh2/I0

時子「それはだって……ともかくどういうことか説明なさい」

法子「うん。あのね、あたしがよく行ってるドーナツのお店、時子さん知ってるよね?」

以下略



11: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 09:56:04.38 ID:D54Xh2/I0

小梅「……ちょっとした、衝撃映像……?」

時子「法子……どうしてそのことをもっと早く言わないの……」

以下略



12: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 09:58:02.24 ID:D54Xh2/I0

時子「なにを笑ってるのよ」

法子「時子さん、心配してくれてありがとう♪」

以下略



13: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 10:02:10.61 ID:D54Xh2/I0

法子「時子さんの鞭止められる人初めて見た……あっ、そうだ時子さん! このお土産のドーナツなんだけど」ゴソゴソ

時子「没収よ」バシッ

以下略



14: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 10:03:22.30 ID:D54Xh2/I0

法子「そ、そういうことなの……!?」

時子「なっ……ちひろ貴女なに馬鹿なことを言って――」

以下略



15: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 10:07:56.45 ID:D54Xh2/I0

――――翌日、駅周辺、車内

パラパラッ パタンッ

以下略



16: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 10:09:32.47 ID:D54Xh2/I0

時子「そうなの」

運転手豚「それで、たいへん申し上げにくいのですが……プロダクションに向かうための最短経路も規制のため使うことが出来ず……」

以下略



17: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 10:11:44.67 ID:D54Xh2/I0

小梅「お、お祭りに……今から、行くの……」

涼「プロダクションから一番近い駅でやってるから、どうせならと思ってさ。衣装の浴衣借りちゃったんだ」

以下略



18: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 10:13:45.74 ID:D54Xh2/I0

時子「けど参ったわ……プロダクションがそんなことになっているのなら、素直に家に帰れば良かったようね」

小梅「そういえば時子さん……ど、どうして車から降りてまで……」

以下略



19: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 10:19:01.44 ID:D54Xh2/I0

涼「い、いや意外な返事が来たと思ってさ……」

時子「まぁ確かにこれだけの人混みを歩くのは、あまりいい気分がしないけれど……それ以上に重要なことがあるわ」

以下略



20: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 10:22:41.24 ID:D54Xh2/I0

――――しばらくして、駅前広場

時子「――と、いうこともあったのよ」

以下略



21: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/14(日) 10:24:41.78 ID:D54Xh2/I0

小梅「涼さん、いつもこんな感じ、だから」

時子「……もはや何も言わないわ。それにしても、プロダクションから近いせいか、他にも見慣れた顔がチラホラ見えるわね」

以下略



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