過去ログ - 小日向美穂「Shabon love」
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7:名無しNIPPER[saga]
2016/08/15(月) 10:33:54.93 ID:x4B9mMvI0
「うぅ…恥ずかしい…」
「あはは、顔が真っ赤になった美穂も可愛かったなー」
「もうっ、からかわないでください!」
「ごめんごめん」
顔から火が出るほど恥ずかしかったけど、何だかこれもいい思い出になるような気がした。
「でもこの服、似合ってたよ」
プロデューサーさんが持っている袋を指して言った。
「ロケが楽しみだな」
「…はい。えへへ…」
他愛のない話をしながら、私店員さんの言葉を思い出していた。
『彼女さんかわいいですね』
彼女…そういう風に見えるのかな?見えたら私は嬉しいのかな?ちょっと考えたけど『嬉しくないことはない』という曖昧な結論に落ち着いた。
「そろそろお昼だな。どこか食べに行くか。何食べたい?」
そっか…もうそんな時間なんだ。プロデューサーさんと一緒にいると時間があっという間に過ぎてしまう。そして私はこのお昼の時を待っていた。
「あっ、あのっ!」
「ん?」
「お、お弁当作ってきたんですけど…」
「なっ…!?」
プロデューサーさんはびっくりして固まってしまった。
「むぅ…そんなに意外ですか?」
「いや、違う違う!嬉しかったんだよ。ありがとな、美穂」
思わず頭を撫でそうになって手を引っ込めるプロデューサーさん。2人で顔を見合わせて苦笑いした。…撫でてくれても良かったのにな。


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