過去ログ - 響「ウラジオストクのヴェールヌイ」第10話〜最終話
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◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/08/16(火) 20:52:15.06 ID:T8+8PVRrO
―格納庫―
長官『――指令В、作戦行動開始』
その言葉を合図に、ハッチの外で水しぶきが立つ。
何かが飛び跳ね、格納庫へと入ってくる。
潜水艦部隊『…………』ザッ
モロトヴェッツ『――! あ、あなたたち……』
潜水Y『動くな!』チャキッ
潜水B『…………』チャキッ
響『……! マクレル……!?』
提督「いかん、ハッチを――!」
潜水Y『動くなと言っている、日本人!』チャキッ
提督「ッ……!」
跳び出してきたのは、ロシアの潜水艦たちだった。
手には機銃を携え、背中にはバックパック状の装備を身に着けている。
腰に巻かれたベルトの左右には、小さな錨がくっついていた。
艤装を身にまとっている。完全な戦闘態勢だった。
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