過去ログ - 響「ウラジオストクのヴェールヌイ」第10話〜最終話
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◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:22:10.72 ID:Pkz6ZCheo
響「…………」
やがて、海面には何も見えなくなった。
私は構えていた砲を下ろして、静かな水面をしばらく眺めた。
午後の日差しが乱反射している。まるでダイヤの欠片みたいだ。
眩しさに耐えられなくなって、黙って両目を閉じた。
響「…………」
響『……終わったよ……終わった……』
『みたいだね。あぁー、ほんっと怖かった』
響『……え?』クルッ
ラーザリ『えっ?』
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