過去ログ - 響「ウラジオストクのヴェールヌイ」第10話〜最終話
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57: ◆hc5Hlyk12iWK[saga]
2016/08/23(火) 21:28:03.86 ID:9IDCC7rPO
長官『……実に愚かな誤解だった』

長官『近年、国内外で我が国へのスパイ活動が多数発覚しているのだ。
   国防を司る人間として、神経質にならざるを得なかった』

長官『……気の毒だが、やむを得ない措置であったと納得してもらう他はない』

提督『……なるほど、謝る気はないと』

長官『互いの事情を鑑みた上だ。
   貴様らとて、被害者面できるほど潔白でもあるまい?』

提督『モロトヴェッツさんの件ですか。証拠がない、とおっしゃったはずでは?』

長官『決定的な物証に関してはな』

長官『だが……異国の潜水艦を不当に長く拘束し、最高機密を聞き出し、
   おまけにタヌキ寝入りなどという姑息な手で、私を出し抜こうとした』

長官『……無実というには、あまりにも材料が揃い過ぎている。そう思わんか?』

提督『…………』
 


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