208:名無しNIPPER[saga]
2016/08/24(水) 12:48:34.18 ID:ifFcB1G70
時計の針が頂上を過ぎていたので、全員で適当に昼食をとる。
テーブルは異常に広かったので、座る場所は問題なかった。親戚が来ても対応できるように、らしい。
午後になると、だんだんとみんな疲れてきた。
ナナコとねえちゃん、それからイチは座敷で眠ってしまっていた。
チヨもいつも通り、座ったまま部長の隣でウトウトしている。
だが、なーちゃんはいつもと違い元気だった。
海から上がっても依然、ムギちゃんと一緒にテンションが高い。
「散歩行きたい!」
ムギちゃんが椅子から立ち上がる。
「そういえば、駅の方にちょっと歩けば公園があるよ。暑いから私はいかないけど。
……お昼寝でもしようかなぁ」
部長がそう言ったので、行きたい行きたいと二人が騒ぐ。
ハルがこちらを見る。
「……よし、行くか」
チヨがはっ、と目を覚まして、なーちゃんに日焼け止めを塗るように言う。
ムギちゃんも一緒に塗ってもらっていた。
「二十分くらい歩けば着くと思う」
部長の言葉を背に、四人でサンダルを履いた。
ムギちゃんは麦わら帽子を被った。
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