過去ログ - 【ガルパン】エリカさんのハンバーグ道です!
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38: ◆CToYMTLgRvRe[saga]
2016/08/21(日) 01:15:31.11 ID:ntqxqg4C0
〜〜

しほ「...菊代は、一口食べた時の肉汁じゅわぁに違和感を覚えたようです。つなぎに卵を使いましたね?」

エリカ「ええ、旨味を感じやすくするため、保水率が高い卵を使うのは当然の事だと思い、使わせていただいております」
以下略



39: ◆CToYMTLgRvRe[saga]
2016/08/21(日) 01:16:17.86 ID:ntqxqg4C0
しほ「メニューを拝見しましたが、チーズ乗せハンバーグが提供されているのはなぜなの?菊代のレシピには書いてなかったはずよ」

エリカ「私が考案しました。ハンバーグを楽しんでもらうには、子供の好きな味覚に訴えるメニューが必要不可欠だと思ったからです。実際、当店の人気1位になっています。」

しほ「西住流の挽肉食文化は、味覚の未熟な子供を相手にはしていないわ」
以下略



40: ◆CToYMTLgRvRe[saga]
2016/08/21(日) 01:17:36.46 ID:ntqxqg4C0
しほ「前にも言いましたね?西住流の挽肉食文化は、過酷な戦車戦に耐え得る健全な精神と身体を形成する為の基礎だと。貴方は食の快楽に溺れ、その掟を破ったのです」

エリカ「...お言葉ですが、家元。


41: ◆CToYMTLgRvRe[saga]
2016/08/21(日) 01:18:23.53 ID:ntqxqg4C0





以下略



42: ◆CToYMTLgRvRe[saga]
2016/08/21(日) 01:19:37.03 ID:ntqxqg4C0
エリカ「私はあくまで、自分の大好きなハンバーグの美味しさをみんなに伝える喜び、そして食べてくださるお客様の笑顔を獲得する達成感を得たいがために店を続けているのです。」

エリカ「決して大義名分を他者に押し付けるためにやってる訳ではありません。そのような建前を並べていては、食の悦びなどあったものではありません。それはもはや、ハンバーグに対する冒涜そのものです。」

エリカ「家元は確か、謝礼としてハンバーグレストランを『差し上げる』とおっしゃいました。私はその言葉を、『私は好きにした、君も好きにしろ』と同義だと受け取ったまでです」
以下略



43: ◆CToYMTLgRvRe[saga]
2016/08/21(日) 01:20:40.77 ID:ntqxqg4C0
しほ「...だとしたら、もう貴方がここにいる必要はありませんね」

エリカ「...そのようですね。家元、今まで本当にありがとう御座いました」バタン

しほ「...」
以下略



44: ◆CToYMTLgRvRe[saga]
2016/08/21(日) 01:21:17.26 ID:ntqxqg4C0
かくして、『HamburgHaus ERIKA』はみほのツテを辿って大洗に移転し、黒森峰の跡地にはしほと菊代主導による『西住挽肉道』が開店した。両店とも瞬く間に以前を凌ぐほどの大人気店舗となったが、職人と化したエリカの顔からはかつての地団駄エリちゃんの面影が完全に消え失せていた。

特に、茨城のイーティングマシーンとして有名な大洗女子の五十鈴華は早速噂を嗅ぎつけ両店とも来襲、両者約2000食分のハンバーグ在庫を準備し構えたが、やはりどちらも3時間で平らげた。菊代には「この鬼ぃッ!」と吠えさせ、エリカの店舗に至っては五十鈴流による買収を持ちかけ、丁重に断られたのは半ば伝説として語り継がれている。

しかしこの後、とある1人の乙女の行動が、逸見エリカと西住流の仲を修復することになるとはまだ誰も知らない...。


45: ◆CToYMTLgRvRe[saga]
2016/08/21(日) 01:21:49.79 ID:ntqxqg4C0
※次回、最終回です


46: ◆CToYMTLgRvRe[saga]
2016/08/21(日) 01:23:23.11 ID:ntqxqg4C0
※番外編 2

バミューダ「「「隊長ォォォォ〜〜!無事痩せられたんですねェ〜〜〜!!良かったァ〜〜〜〜!!!」」」

愛里寿「ありがとう、みんな...。ボコミュに行こうと大洗に遊びに行って、たまたまバレー部の人達に会ったの。そのまま練習に付き合っていたらすっかり痩せちゃった」スッキリ
以下略



47:名無しNIPPER[sage]
2016/08/21(日) 12:57:14.81 ID:UO0megm90
何だこれは…(誉め言葉


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