1:名無しNIPPER[saga]
2016/08/26(金) 21:19:07.25 ID:L0VNE3Fn0
「凛たちが通う音ノ木坂は生徒数がだんだん減って、空き教室が多いんだけど…」  
    
  「ある日、凛が一人のとき、空き教室の横を通ったにゃ」  
  「その時に、ふと、教室の中を見たんだけど…」  
  「中はもちろん電気も消えててカーテンも閉まってて何も見えないー。」  
  「見えるのは反射で鏡になって写る凛だけー。って思ったらー。」  
    
  「女の子が一人ー」
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/08/26(金) 21:29:43.72 ID:L0VNE3Fn0
 「ー空き教室だから、誰もいないはずなのに…」 
 「そう思ってもう一回見てみようと思った。なぜか怖くなかったし…」 
 「でも凛は見なかった―」 
  
 「なんとなく、見てはいけなかったのかも…」 
3:名無しNIPPER[saga]
2016/08/26(金) 21:35:37.62 ID:L0VNE3Fn0
 「雰囲気が…」 
  
 「少し考えたけど、その時はかよちんを待たせていたからすぐに離れた。」 
 「でも、やっぱり思った―」 
  
4:名無しNIPPER[saga]
2016/08/26(金) 21:42:44.96 ID:L0VNE3Fn0
 「その次の日も、その次の日も、凛は教室にいる女の子を見たにゃ―。」 
 「四日間毎日見たのに、どういう姿だったのかははっきりしなかったにゃ―。」 
  
 「そして五日目、またあの教室の横を通った。」 
 「やっぱり女の子がいる…」 
5:名無しNIPPER[saga]
2016/08/26(金) 21:46:39.08 ID:L0VNE3Fn0
 「この日は何故か教室に入ってみたくなった―」 
 「だから…」 
  
 ガラガラ 
 「……」 
6:名無しNIPPER[saga]
2016/08/26(金) 21:50:42.14 ID:L0VNE3Fn0
 「少しびっくりして、もしかして錯覚?って思ってふと、後ろを振り返る。」 
  
  
 「女の子にゃ」 
  
7:名無しNIPPER[sage]
2016/08/28(日) 09:06:08.95 ID:dlZrJ8cSO
 突然終わってなんとも言えない 
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