32: ◆XRfrZgs14Q[saga]
2016/08/31(水) 02:34:21.43 ID:ryABOIXv0
昔は、どんなに真面目な話をするときもどんな遊びをするときでもここに集まっていた。この幽霊公園に足を運ぶたびに、男の脳裏には過去の思い出がくっついて離れなくなる。
四人とも口を開かないままベンチに腰をかけた。
男B「俺たちさー、男と話がしたくてさ。ずっとお前と話したいことがあったんだよ。中学生2年生の冬から、俺たちの時間だけとまってただろ」
男Bが重い口を開いた。
それにつられるように男A、女Aも続けた。
男A「あんとき、お前はごめんしか言わなかった。俺たちはあの頃からなにも知らないままだ」
女A「男が考えてることなにもわからなかった。いまもだよ」
男「……」
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