61: ◆XRfrZgs14Q[saga]
2016/09/05(月) 07:06:31.19 ID:0WidblrN0
女「前に言ったでしょ? 私は暗くて、どうしようもないやつだったて。小学生の私と君たちを繋げるために男君、君はがむしゃらに頑張っていたんだよ。毎日毎日遊びに誘ってくれたね、いつもいつも声をかけてくれたね、諦めないで人間の楽しさを教えてくれたね。君は小学生ながらに精一杯人間に興味を惹かれるような言葉を私にくれた。その中で一番心に残ってるのが、人間の絆は美しいって言葉。ませた小学生だよね」
男「そんなこといったっけか……」
女「うん。確かに覚えてるよ。男君いまさらだけど、私に人というものを教えてくれてありがとう」
男「い、いやべつにそんな……。俺は逆にお前に助けられたしな」
女「昔の君が一番だからね」
男はにやりと笑った。
男「そっか」
女「やっと会えた。私の憧れだった人。やっとこうして目の前にいる」
男「?? 憧れの人とは会えなかったって……」
女「戻ってきたじゃない。過去から今に。恐怖に打ち勝って」
男「そういうことか……。なんか照れくさい話だな」
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