7: ◆XRfrZgs14Q[saga]
2016/08/28(日) 02:33:46.81 ID:BRDevDFC0
人には、自ら命を絶とうと思う瞬間がある。それは、自分では未来を切り開けなくなった時である。現状という闇に支配され、未来という恐怖に握り潰され、異界に逃げ場を求めるのだ。
新学期の一週間の登校を終え、誰もが待ちに待った休日を迎えた。桜の花はほとんど役割を終え、日差しは勢いを増し始めていた。
男「母さん、昼飯はー?」
母「あー、いまから最近引っ越してきたご近所さんの家にお邪魔することになってるから、自分でどっかで買ってきて」
男「わかった。つか、近所さんと仲良くなるのやけにはええな」
母「昔知り合いだったから」
男「ふーん。コンビニ行ってくるわ、んじゃ」
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