過去ログ - 【安価・コンマ】貴方が幻想郷で暮らすんだ!其の伍!【東方】
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924:>>1 ◆WIBvPkoLlg[saga]
2017/04/02(日) 02:39:36.14 ID:Q16f1qLv0
>>918
その考え方、嫌いじゃないしむしろ大好き

川についていたと思ったらいつの間にかどこかの家の前にいた結梨さん
それでは改めて。
以下略



925:名無しNIPPER[sage]
2017/04/02(日) 02:41:20.16 ID:iGgvHIXU0



926:名無しNIPPER
2017/04/02(日) 07:21:00.90 ID:91yn0oDi0
誰かが戻した時間 〜タイムリープ・オブ・アザーズ〜


時間を狂わせた犯人は、誰だ。
奏多は、雛子との結婚式を間近に控えている。
以下略



927:名無しNIPPER
2017/04/02(日) 07:21:30.56 ID:91yn0oDi0
が消えた。仕事が消えた。
 それはほんの数時間前まで、掴んでいたものだったのに。

「幸せにしてくださいね、奏多《かなた》」
「勿論だよ、雛子《ひなこ》」
以下略



928:名無しNIPPER
2017/04/02(日) 07:22:05.49 ID:91yn0oDi0
んだこれ? これはいわゆる、夢オチってやつか? ふざけるな、僕の記憶には間違いなく、雛子とのこれまでの付き合いや、結婚式の段取りだって刻まれているのだから。

 それなら僕は、何をしたらいい? 考えるまでもない、そんなものひとつしかないだろう。僕は先程まで、いったい誰といた? そしてこれから、誰と一緒にいるはずだった?

雛子。
以下略



929:名無しNIPPER
2017/04/02(日) 07:22:52.00 ID:91yn0oDi0
だが、結果は散々で。雛子は僕のことを知らないと言うわ、その後違う男が出て雛子の夫だと名乗るわ。PCで番号を調べて会社にも連絡したが、僕は入社すらしていないらしい。
 
なるほど、夢オチのフリをして今この瞬間が夢なんだな? 僕は緊張し過ぎて結婚式場で卒倒したに違いない。

 僕はそうして、それなら布団に倒れ込んでやろうと、PCをシャットダウンした。
以下略



930:名無しNIPPER
2017/04/02(日) 07:23:29.27 ID:91yn0oDi0
から自分の部屋に瞬間移動していて、日付を見れば1週間前。夢だと思ったが、いや夢だと思いたかったが、夢なんてものは夢だと気付いたら覚めるもの。雛子の携帯番号を覚えていて実際繋がったってことは、僕の記憶は確からしい。

なら、これは現実で、それを認めてしまうとすると……

「これ、タイムリープってやつじゃ……!?」
以下略



931:名無しNIPPER
2017/04/02(日) 07:24:11.26 ID:91yn0oDi0
そして思いだす。こういう時、作品の中の主人公ならば、なんと言うだろうか?

「まだ分からないことが多いけど……僕の時間……返してもらう!」

 こうして、決意するに決まっている。


932:名無しNIPPER
2017/04/02(日) 07:24:42.08 ID:91yn0oDi0
タイムリープ……」

 時間が戻った。結婚が無くなった。職もなくなった。それどころか、雛子は僕のことを知りもしない。あまつさえ、他の男と結婚していた。

 そんな失われた僕の時間を取り戻すために、僕は雛子の家を訪れる。先程は電話しかしていないが、直接会えば、何か変わるかもしれないからだ。
以下略



933:名無しNIPPER
2017/04/02(日) 07:25:25.18 ID:91yn0oDi0
車でも入ることが出来るあまりに大きな門の前。横に風神雷神がいてもおかしくないような木の扉を、女の人が開けて顔を出した。雛子だ……!

「ん、あの男……」

雛子の隣には、バスケ選手みたいに大柄な男。それでいて、メガネから覗く雛子を見る目は優しさに溢れているように見える。これが包容力ってやつか。たぶん電話に出た奴。
以下略



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