過去ログ - 【安価とコンマ】行き当たりばったり幻想郷生活三日目
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◆z07gL4YySg
[saga]
2016/09/29(木) 22:28:49.29 ID:b7jgXoPf0
コンマ1
鴉「……なあ、輝夜」
輝夜「何よ、鴉」
――パチ……パチ
鴉「何か音聞こえねえか?パチパチって」
輝夜「……それに焦げ臭いわよね……ねえ、これって」
パチパチとした音、それに焦げた匂い。この二つだけでもう何が起こってるかはすぐに分かった
鴉「――っ!火事じゃねえか!おい、すぐに消しに行くぞ!」
輝夜「でもどうして?妹紅の気配もしなかったし、火が放たれる所も……」
鴉「確かにそうだけど!今は消しに行くのが優先だろ!」
急いで屋根から降りて、火のついた場所に行き消火しようとする――しかし
「おいおい、そんなに慌てんなよ。今ぐらいだったら中に居る奴だけでも消せるだろ」
鴉「――は?」
いきなりの声に驚くがすぐに声の主は分かった。迷いの竹林の竹の一つ、その上から声が聞こえる
鴉「……おい、輝夜。ちょっと下がっとけ。火を消しにでも行ってくれ」
「何だよ、逃がすのか?まあ――」
その人物は竹の上からでも分かる、赤い紅い瞳を光らせ、にやりと大きく笑う
妹紅「どうせ、私が殺すんだからな。永遠に……な」
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