過去ログ - 精霊「勇者よ……目覚めなさい」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 04:24:35.78 ID:3Ly3e+aAO
少年「う、うう〜ん?」

精霊「目覚めなさい。勇者よ」

少年「だ、誰?」

精霊「私はこの世界を作り、あなたたち人間を作り、そしてこの世界の行く末を見守りし精霊……」

少年「は、はぁ……?夢かなぁ……。その精霊様が僕に何のご用でしょうか」

精霊「夢ではありません。あなたにはこの世界を救うという天命が下ったのです」

少年「ええ!?僕にそ、そんな大変なことできませんよ!」

精霊「無理もありませんね。でもやるのです。あなたが立ち上がらなければ、この世界は荒廃し、やがて死に至ることになりましょう。あなたの愛する人も」

少年「そんな、ひどいことが……お父さん……お母さん……お姉ちゃん……」

少年「……わかりました!できるかわかりませんが、僕やります!!」

精霊「その言葉を待っていましたよ」

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2:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 04:34:10.37 ID:3Ly3e+aAO
精霊「では、まず町の酒場へ向かいなさい。そこで、仲間を集めるのです」

少年「はい」

精霊「次に、幼馴染の家に向かいなさい。きっと貴方の力となってくれることでしょう」
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 04:48:19.36 ID:3Ly3e+aAO
精霊「占いによれば、世界を支配する力を持つという9つの秘宝が魔王の手によって奪われていることが判明します。世界を支配する儀式の前に、世界中に散らばった9つの秘宝を奪取するのです」

精霊「1つ目の秘宝は『威厳のルビー』。火炎スキルが強化される他、仲間たちの信頼度が向上します。隣町から出てすぐの大砂漠の最奥部に潜む怪物……あ、氷属性が弱点です。が隠し持っています」

精霊「2つ目は『知能のエメラルド』。知識が上がりやすくなり、魔術のコストが1/4減ります。これは西の大都市にいる大金持ちに扮した物真似妖怪が守っています。『誠実の盃』をかざして正体を暴いてください。誠実の盃は町の井戸の底のダンジョン最奥にあります。道中では危険な『井戸の守』がいるので気をつけてください。火属性がよく効きます」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 04:53:40.13 ID:3Ly3e+aAO
精霊「あと大都市では移動用の魔法生物が入手できます。でも、その時点では仕様上貯められないような金額なので、お金の上限が開放される後半までもう少し待ってくださいね」

少年「仕様上」

精霊「さて、3つ目の秘宝は『』」


5:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 05:05:28.61 ID:3Ly3e+aAO
精霊「あと大都市では移動用の魔法生物が入手できます。でも、その時点では仕様上貯められないような金額なので、お金の上限が開放される後半までもう少し待ってくださいね」

少年「仕様上」

精霊「さて、3つ目の秘宝は『希望のトパーズ』。装備者は戦闘中に命が失われても、一度だけ復活できます。これは奇跡的に魔王の手先から、東の泉近くに住むエルフの一族が奪還してくれています。彼らの出す課題……死の森の亡霊討伐をクリアしたら入手できます。あ、物理攻撃は無効なのでご注意を」
以下略



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