132:名無しNIPPER[saga]
2016/09/11(日) 17:36:58.06 ID:9HsUO1L+0
「何すんだテメェ!!」
胸倉を掴まれて男に引き寄せられる。
そして頬に焼けるような痛みを感じた。
凛「え……あ……いた……い」
「中島ー、女に手を出すんじゃねぇよ」
「そんなんだからモテねーんだよオマエは」
「うるせェ!! おい、お前!! 舐めた態度とってんじゃねぇよ!! 自分の立場ワカってんのか!?」
男が私に怒声を浴びせる。
殴られて、怒鳴られている。
死の恐怖とは別の恐怖が私の心を満たしていく。
怖かった。目の前の男が怖かった。
そんな私の視界に玄野さんの姿が映った。
私は玄野さんに助けを求め…………。
凛「たす…………」
言葉を出す前に玄野さんは走り出していた。
私を置いて、走り出した。
目の前が真っ暗になったような気がした。
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