3:名無しNIPPER[saga]
2016/09/06(火) 23:26:39.33 ID:s8sVkNev0
「ちょっと君ぃ!」
振り向いた先にいたのは、警察官だった。
嫌な予感がする。
「少し話を聞かせてもらえるかな?」
ああ、面倒臭くなりそうだ。
さっさと立ち去りたいが、動いたら男の子がさらに泣き出すかもしれない。
「聞いているのかね?」
ああ、もう。
疑いの目で私を見てくる警察官。
私は何もしていないのにそんな目で見ないでほしい。
凛「何もして無いんだけど」
「何もして無い訳無いだろう!? この子は君の前でこんなに怯えているというのに」
警察官が近寄ってきたせいで男の子がさらに激しく泣き出した。
本当に勘弁してほしい、その思いが顔に出てしまったのか、警察官はさらに疑いの目を濃くして私を見てくる。
凛「本当に何もして無いってば」
「一旦、署のほうまで来てもらえるかな?」
凛「えぇ!?」
警察官の言葉に耳を疑う。
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