328:名無しNIPPER[saga]
2016/09/24(土) 11:54:45.67 ID:SW7pyD5d0
ホールに到着して、会場に入った私達は、早速搬入されていた花を所定の位置に運ぶ。
お父さんもお母さんも会場の人と打ち合わせをしながら仕事をしている。
私はとりあえずは位置の確認、漏れが無いかチェックを行っている。
凛「えっと……ここも大丈夫。これも……」
大きなホールだけあって数も多い。
スタンド花がこれだけ注文をもらえたら確かに大口のお客さんだろうなと考えながらもチェックを行っている。
凛「よし」
この場所は大丈夫だと思い、次の場所に行こうとすると、近くの階段から息を切らせながら走ってくる女の子が目に入る。
それと同時に、階段付近の廊下を大きな荷物を抱えながら歩いている女の子。
階段から駆け上がってきた女の子と、荷物を持った女の子はお互いに気付いていない。
凛「あっ、危ないよ!」
声をかけるが遅かった。
二人はぶつかって二人ともバランスを崩し転びそうになる。
私は咄嗟に手を出し、二人の身体を受け止めた。
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