33:名無しNIPPER[saga]
2016/09/07(水) 21:14:11.66 ID:nkPm1PgN0
凛「に、人間じゃない……これ、人間じゃないよ……」
そうだ、こんなの人間のわけが無い。
「だから、そー言ってんじゃん」
そうだよね、こんなの人間じゃない。
私は人を殺してなんか無い。
それに、私はさっきこいつに……。
凛「……殺されかけた……私……こいつに……」
「そうそう、あんた殺されかけたんだろ? こーしなきゃあんたもああなってたよ」
少年が顎を動かし、さっき見たバラバラの死体を指す。
私は視線を向けはしなかったが、少年が言いたかったことを理解した。
そうだ、こうしないと私があんな風にバラバラになっていた。
頭を潰されて死んでいた。
仕方なかった。仕方なかったんだ。
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