35:名無しNIPPER[saga]
2016/09/07(水) 21:15:14.70 ID:nkPm1PgN0
凛「っ! 重……!?」
そして、立ち上がって、手に持った黒い剣を地面に落としてしまう。
さっきまでと違う重さ。
とても持てるような重さじゃない。
「あー、あんたスーツ着てないんだよな? それじゃ持てる訳ねーよ。そのスイッチを押してみなよ」
少年が指し示す位置に、先ほど押したスイッチとは別のスイッチがあった。
それを押すと、見る見るうちに刃が収納され、刃も何も無い最初に見た状態に戻った。
「それなら持てるだろ?」
その言葉に、私は刃が無くなった剣の柄を持ち、今度こそ立ち上がった。
私が立ち上がったことを確認したのか、少年は私を先導するように前を歩き出した。
「そんじゃ、着いてきなよ。面白いモン見れるかもしんないよ?」
歩きながら話す少年。
面白いもの? こんな状況で面白いも何もと思いながらも私は少年の後を追った。
1002Res/774.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。