438:名無しNIPPER[saga]
2016/10/01(土) 04:47:57.60 ID:0t1AvvZr0
凛「……勝った」
勝てた。そう意識して湧き上がってくる気持ち。
凛「勝った」
明らかに自分より強い相手に勝った。
凛「やった」
気持ちよさとは違う、達成感、充実感のようなものが私の脳内を駆け巡る。
凛「やった! やったよ! 私の勝ち!!」
私の頭の先が転送されている、間違いない、私は勝ったんだ!
転送されていることによって、この強敵に勝てたという事を実感でき、私の興奮はさらに高まっていく。
それが快楽となって全身を駆け巡る寸前にそれは起きた。
ピッ、ピッ、ピィーーーーーーッ。
凛「あっ?」
電子音が一際大きく鳴り、止まった。
アイツの左腕から、全身にかけて光輝く放電が起きる。
空間が捻じ曲がるように、一瞬だけ世界の音が消えて。
眩い光と共に、恐ろしい衝撃が私を包み込んで、私はバラバラに吹き飛ばされる自分の体を見て、自分の体がグチャグチャになる感覚を味わいながら、ガンツの部屋に戻ってきた。
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