534:名無しNIPPER[saga]
2016/10/03(月) 01:46:24.70 ID:USbyaM360
卯月「……やっぱり、夢じゃないんですよね」
凛「うん」
未央「……よし! もう覚悟した! 私を連れて行ってしぶりん!」
未央は目を閉じて両手をあげている。
未央の体を抱きかかえると、しがみ付いてくる。
凛「もしかして、ああいうの苦手だったりする?」
未央「……逆に聞くけど紐無しバンジーが好きな人っている?」
安全は確保してるからバンジージャンプより安全なんだけど。
凛「卯月、こっちに来て」
未央「無視!?」
卯月「は、はい。凛ちゃん、優しくお願いします……」
卯月もしがみ付いて目を瞑った。
二人をしっかりと支え、私は窓を開けて透明化を起動し二人の家に向けて飛んだ。
数分で卯月の家、もう数分で未央の家、そして10分後には二人を送り届けて自分の部屋に戻ってきた。
私はそのまま、転送を待った。
だけど。
12時を回っても転送されることはなく、
今日、狩りが行われることは無かった。
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