59:名無しNIPPER[saga]
2016/09/08(木) 23:44:31.16 ID:eYxaThCG0
凛「くっ……」
「いなく……なった?」
私以外の3人は少年が消えて少し部屋を探していたが、外の扉が開くことに驚き声を上げている。
「おい! 開く! 開くぞッ!!」
扉が開いて何を驚いているの……。
3人の行動に若干イライラする。
この人達のせいで、情報を満足に聞き出せなかった……。
「おーい。キミも帰るんだろ? 外の扉開いてるから帰ろうぜ」
黒スーツの人がそんな事を言う。
一体なんなの? さっきまであんな事があったのになんでそんなに能天気でいられるの?
私の心の内が表情に出てしまったのか、私の顔を見て黒スーツの人が少したじろいだ。
「な、何だよ。なんでそんなに睨んでるんだよ?」
凛「……私に構わないで」
視界から黒スーツの人を外す。
そうしないと何を言ってしまうか分からない。
その後も何か言われたが無視をしていると、やがて扉が開く音と閉まる音がして、この部屋に残されたのは私ひとりだけになった。
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