636:名無しNIPPER[saga]
2016/10/12(水) 02:02:57.69 ID:7XPbvnAh0
稲葉「は? え、なッ?」
頭のなくなった黒服たちはそのままゆらゆらとたち続けている。
だが、その身体も稲葉の後ろから飛んできた無数の光が消し飛ばし、黒服たちの姿は跡形もなく消え去った。
稲葉は首だけを動かし背後を見る。
そこで目にしたものは、黒いバイザーをつけた凛が一匹の黒服を上空から殴りつけ、黒服の身体は押しつぶされて、地面に赤い花と大きなクレーターができた場面だった。
稲葉「え? あ?」
そのまま、凛はクラウチングスタートの体勢を取り、地面を爆発させて横に飛んでいった。
鈴木に銃撃が撃ちこまれて、僅か十秒にも満たない時間でおきた出来事に、稲葉の理解は追いつかずその場にへたり込むだけだった。
しばらくすると、その場に坂田と桜井がやってきた。
桜井「稲葉さん! 大丈夫っスか? って、鈴木さんが!!」
桜井が倒れて血を流す鈴木に駆け寄る、坂田はすぐさま鈴木の身体を透視し、傷の度合いを調べ始めた。
坂田「……内臓は傷ついてない、止血すればかなりの時間持つはずだ」
桜井「!! 稲葉さん! 傷口を押さえるのを手伝ってください!」
稲葉「あ?……あ、ああ」
3人は鈴木の手当てをする為にその場に留まることとなった。
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