637:名無しNIPPER[saga]
2016/10/12(水) 02:03:24.34 ID:7XPbvnAh0
ビルの入り口のエントランス。
その場所に100人以上の黒服たちが和泉と風を追い込む為に銃撃を行っていた。
和泉と風はそれぞれ柱の影に隠れ、銃撃が止むのを待っていたが、銃撃が途切れる気配は一向になかった。
「全員10メートル以上距離を取れ!! あの長髪は刀を使うぞ!!」
「回り込んで全方位から撃ちまくれ!! 絶対に近寄らせるな!! 撃ち殺すんだ!!」
和泉「チッ」
和泉と風の位置は柱を背に目の前は壁、少し離れた位置にビルの入り口が見えているが、ビルに入るためには銃撃の雨霰の中を抜けなければならない。
和泉(銃弾を撃ちこまれてバランスを崩したらいい的になっちまう。銃撃が止むのを待つにしても止む気配は一向に無しか……)
背にした柱の横はスコールのように銃弾が降り注いでいる。
この中を動く事は無理だと判断した和泉は、手にした刀を伸ばし始めた。
風「……」
それを見ていた隣の柱の影に身を隠していた風は身を屈める。
和泉は両手に持った刀を黒服たちに向かって、柱ごと斬り抜いた。
「うがッ!?」
「くッそォ! ここでも届くのかよォ!!」
「うげェッ!」
1002Res/774.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。