769:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 00:15:02.28 ID:TVHafHan0
凛「……試してみよう」
そうやって、二つの大剣を同時にスイッチを入れて、効果を発動する。
凛「……何も起きない」
今度は何も起きなかった。
両方の効果が発生して打ち消しあってしまったのかな? と思っていると。
凛「?」
目の前に何か小さな歪みが起きている。
それは徐々に大きくなってきていた。
その何かを中心に空間が歪んで、何かが形成され始めている。
それを見て、私は全身に寒気が走る。
日々の戦いで培った第六感、それが全力で信号を発している。
私はすぐさまスイッチを切り、後方に跳躍する。
そして私が跳躍したと同時にその何かがあった場所が弾けた。
凛「〜〜〜っ!?」
光が爆発するように広がったかと思ったら、その光は途中で止まり、何かがあった場所に吸い込まれるように引き付けられて消えた。
何かがあった場所の周囲数メートルが円状に削り取られて消え去っている。
凛「はぁっ……い、今のは、一体……」
何らかの現象が発生したようだったが、何が起きたのかは分からない。
だけど、明らかに起こしてはいけない何かを起こしてしまった。
全身に冷や汗が流れ続けている。
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