770:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 00:16:12.75 ID:TVHafHan0
その場で膝を付き、今起きた現象が一体なんなのかを考えていると、私の後ろから声が聞こえてくる。
未央「おーい、しぶりーん! 終わったよー!」
卯月「あれ? どうしたんですか?」
空中に浮かぶ卯月と、その卯月に抱きかかえられた未央が私を呼んでいた。
未央「って、何かすごい事になってるけど……」
卯月「だ、大丈夫ですか、凛ちゃん」
私の周囲を見て二人とも驚きながら近づいてくる。
凛「だ、大丈夫。ちょっと新しい道具を試してたら失敗しちゃってさ……」
未央「し、失敗って……」
卯月「ほ、本当に大丈夫なんですか?」
あらためて見て見ると、最初に来た時とは違い、地面は抉れていて、木々は吹き飛んでいたり削り取られていたりで結構すごい状況だ。
私は大剣の刃を納め立ち上がる。
凛「大丈夫、それよりもそっちは終わったの? 結構早かったね」
さっき起こしてしまった現象は後で考える事にして、私は二人に問いかける。
二人がやる気を出してガンツの道具を使ってくれている今、二人の育成が最優先だ。
私は崖の下を見てみる。
すると、かなりの範囲の木が切り倒されている光景を見た。
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