788:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:17:27.95 ID:TVHafHan0
しばらくキャッチボールを続けて、50個ほどボールが減った頃。
未央「やっぱり無理! というか夜にこんな速さのボールを取るのなんて無理だって!」
卯月「うぅ……私、取るどころか、当たってばっかりで、ドッジボールをしているみたいです……」
流石に根を上げてしまった二人。
特に問題は無い、いきなりできるとも思っていないし。
凛「そっか、ならまたじっくりと訓練して慣れて行こうか。いつか二人ともできるようになると思うし」
卯月「うぅ……頑張ります……」
未央「私も、頑張る……」
少し落ち込んでいる二人に、慰めではないけど思った事を伝える。
凛「そんなに落ち込まなくても、二人とも最初よりスーツの力を引き出せるようになっているし、かなり強くなってきたと思うよ」
卯月「ほ、本当ですか!?」
凛「うん。もう二人の動きは、弱い宇宙人だとついて来れないくらいの動きをしてるから、私も二人を頼ることが多くなるかもしれないね」
未央「しぶりんが、私たちを……」
私の言葉は二人にやる気を引き出させたのか、
未央「よーっし! しぶりん! 続きやるよ続き!」
凛「あれ? 今日はもう止めるんじゃ……」
卯月「私はまだ取れても無いんで、凛ちゃんの球を取れるまで頑張りますっ!」
凛「そう? 二人がいいなら続けるけど」
そのままもうしばらくキャッチボールを続けて、残りの球が20個になったところで、二人とも100キロを超える球をキャッチできるようになっていた。
やっぱり二人とも成長が早い。
本当に先が楽しみだ……。
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