794:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:22:59.86 ID:TVHafHan0
私は透明化を解除し、男の前に姿を現す。
「……ほう」
男は私を興味深そうに見ている。
どうやら私の持っている装備に関心があるようだ。
男の興味深そうな視線はすぐに鋭い視線に戻り、男は口を開く。
「さて、君の用意してくれた交渉の場はどこにあるのか教えてもらえるかな?」
特に挨拶もなく聞いてくる男。
私は指を上に指し、
凛「ここに透明化したロボットをすでに転送してある。ロボットのコクピットで話を聞きたいんだけど」
「なるほどな。いいだろう」
男の返事を聞き、私はロボットに飛び乗って、コクピットを開く。
男も遅れて、ロボットに飛び移ってくる。どうやら背広の下にはガンツスーツを着ているようだった。
私は男がコクピットに入ってくるのを確認してコクピットを閉める。
これで、この空間は私とこの男だけとなった。
「おや? 先日の二人はいないようだがいいのかね?」
二人の事を問いかけてくるが、それには答えず早速本題に入る。
主導権は握らせない。
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