842:名無しNIPPER[saga]
2016/11/05(土) 22:44:04.12 ID:mQyA82Sb0
凛「……私の事を知られていた?」
それに対して、私はあの男の事を何も知らないと言ってもいい。
恐らく会社の社長。愛知のガンツでミッションを行っている。政府にパイプを持つ仲間がいる。ガンツの制御を出来るプログラマーも仲間。それくらいだ。
後は電話番号くらいしか分からない……。
凛「ちっ……」
こちらからは何も出来ないし、何も分からない。
あの男は私たちに対して何でもできると言ってもいいのかもしれない。
個人情報が知られている以上、家も、家族も、友達も調べられているだろう。
あの男から何かしてくるような感じはなかったけど、今後どうなるか分からない。
それを防ぐためには……。
凛「……あの男の仲間にならないといけない……か」
半分脅しに近いようなやり方だ……。
仲間になった後、裏切られるとか思っていないのか……?
それとも裏切られないような何かをされる?
そこまでして私を仲間に引き入れる意味は何?
そうやって色々と考えるが回答はでなかった。
こうなってしまうと、二人に話すことも躊躇われる。
……しばらくは一人で考えよう。
そう結論付けて私はロボットを引き上げ、その場を後にする。
結局今日の夜の訓練では二人に男から聞いた事を話すことはなかった。
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