860:名無しNIPPER[saga]
2016/11/06(日) 17:33:00.21 ID:NvcpmcRy0
同時刻、月明かりが照らす山の奥。
首筋に手を当てながら凛はくつくつと笑っていた。
凛「……ふふふ、やっと来た」
訓練ではない本番。
今日の結果次第で、二人が自分と同じように、狩りを楽しめるようになるかもしれない。
凛「……落ち着こう、慌てちゃ駄目」
まずは二人に宇宙人を殺させる。
その上で、二人の反応を確かめる。
まずはそこから。
訓練では撃つことも斬ることも問題なくできた。
ゲーム感覚で3人で木のターゲットをどれだけ早く撃てるかを競い合ったときには明らかに二人も楽しんでいた。
それを本番でも、宇宙人を撃つのにも楽しめるようになれば。
凛「……訓練と同じようにゲーム感覚で撃ってもらうのが一番いいのかもしれないけど」
凛「……少し難しいかな?……いややって見ないとわからないし……」
色々な想いが凛の頭を駆け巡る。
凛「あぁ……今日は素敵な日になるのかもしれない……」
凛は歪んだ笑みを浮かべながら転送されるまで、理想の未来を思い描いていた。
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