862:名無しNIPPER[saga]
2016/11/06(日) 17:35:00.70 ID:NvcpmcRy0
それから卯月と未央も転送され、他に転送されてくる人間の気配がなくなった頃、あの歌が流れ始める。
『あーたーーらしーいーあーさがきたーきーぼーおのーあーさーがーー』
全員がガンツを見て、浮かび上がってきた今回のターゲットを見る。
『てめえ達は今からこの方をヤッつけに行ってくだちい』
『オニ星人』
『特徴 つよい はやい わるい ぴかぴか』
『好きなもの 女 うまいもの ラーメン』
『口ぐせ ハンパねー』
「オニ星人……?」
「これ、人間じゃねーの?」
「人間にしか見えねー」
ガンツに映し出された画像にはサングラスをかけたオールバックの厳つい男の姿。
明らかに人間にしか見えないそのターゲットを見て、凛は内心舌打ちをした。
凛(ちっ、人間タイプ……他に出てくる宇宙人も人間タイプかもしれない……そうなったら二人が撃つ事なんて出来るのか…………)
凛は隣にいる二人に目をやると、二人は目を瞑り大きく息を吸い込んで吐いていた。
再び目を開けたとき、二人は同時に凛の手を握り、何か覚悟をした目で呟いた。
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