92:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 16:51:57.25 ID:y4Dz8BTz0
凛「これで8人……まだ来るのかな?」
岸本「どうだろ? 加藤君はどう思う?」
加藤「えっ? 計ちゃん、どー思う?」
玄野「……さァ? わかんね」
もう少し待っても転送されてくる人は現れなかった。
もう終わりかな? と思っていたら、さっきのガラの悪い4人のうちの一人が大声を出してこの状況の説明を求め始めている。
「おい!! どーなってんだコレッ!! 誰か教えろ!!」
「どこだよここっ!! 説明しろてめえらっ!!」
加藤さんと玄野さんが顔を見合わせている。
岸本さんは少し怯えているようだ、私もこういう人たちは怖い……。
誰も答えようとせずに、またさっき大声を出した人が声を荒げようとするかと思ったら、その人を含めガラの悪い4人は私と岸本さんの顔を見た後、いきなり近づいてきて至近距離でしゃがみこんで私たちを嫌らしい目で見てくる。
凛「な、何よ……」
岸本「加藤……くん……」
怖い。
そう思って岸本さんと一緒に逃げようと思ったら、私たちと男達の間に加藤さんが割り込むように入ってきて立ちふさがった。
「なんだテメェ!!」
「おい!! ゾクを舐めてんのかてめぇ!!」
「やんのかてめぇ!?」
加藤さんが立ちふさがったまま4人を見下ろしている。
私のほうからは見えないけど睨んでいるのかもしれない。
加藤さんも少し怖い人かと思ったけど、これって私たちを助けてくれたの?
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