過去ログ - 緒方智絵里「お茶とお菓子と妖精さんと」
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21: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/09/07(水) 19:40:48.60 ID:9SBqwW9h0

「それでだ。妖精に作業を手伝ってもらった人は、感謝の印にお礼をするんだよ。
 ……実を言うと、俺もこの暑さには心底参っててね。
 ついさっきまでは、給湯室に行くのすら面倒になってたほどなんだ」


 すると智絵里も、俺の言わんとしていることが分かったのだろう。


「プ、プロデューサーさん。それって、もしかして……」

「冷たい麦茶のお陰で、多少は涼しくなれたからね。
 妖精さんのように優しかった智絵里に、俺から美味しいお菓子と紅茶をプレゼントだ」


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