過去ログ - 【ガルパン】マタニティ・ウォー!
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787:KASA[saga]
2017/02/25(土) 12:48:59.38 ID:ZCVU9IeGO
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しほ『学園艦の中央病院へはこちらで連絡をいれておく。学校へ迎えを寄こさせるから、貴方たちは門の前で待機していなさい』

しほ『それと学校に残るメンバーは──……あぁ、いえ……それではだめね、みほ、全員を病院へ連れて行きなさい』

みほ「全員って、戦車道チームの全員?」

しほ『そうよ。全チームで一緒に病院へ移動しなさい。少なくとも二人の容態がはっきりするまで、会議室か何かで全員一緒に待機させていたほうがいい。下手にメンバーがバラバラになると無用に混乱してしまう』

みほ「わかりました、……お母さんありがとう!」

しほ『みほ、聞きなさい。まほもエリカも変わりない。だからしっかり落ち着いて行動しなさい、いいわね』

みほ「はい……はい!」

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おなじころ、会長もまた連盟の担当から同等の指示を受けていた。


:午前1時頃
救急車で先発→紗季・桂利奈・梓、つちや・ホシノ
追って、マイクロバスで全員病院へ

病院到着後、みほ、華、そど子はそのまま入院手続き→同じ病室へ入院

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そど子「……私達だけになっちゃったのね……」
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そど子さんの言葉がかなしい。
麻子と沙織と優花里、それに会長とモモちゃんが入院室に顔を出してくれた。
他のメンバーは小山先輩を先頭に会議室を借りて待機。



:午後3時
会議室にて、担当医達から説明を受ける。

つちやさんと紗希ちゃんの赤ちゃんは死んでいた。
流産。

つちやさんの赤ちゃんは自然に外へと流れ出た。
紗希ちゃんは子宮内に赤ちゃんがとどまってしまうタイプの流産で、緊急手術をしなければならなかった。


梓→表情を失い、泣きつかれた目にはもう涙もなく、俯きがちにただ机を凝視している。
そど子、華→顔が青い。
会長→担当医から渡されたレジュメを無表情に読んでいる。
みほ→怒りを感じてる。何に腹が立っているのかは自分でも良く分からない。


つちやと紗希の両親も駆けつけて、今は病室で付き添っている。
妊娠者→即日入院。
それ以外の者、いったん帰宅。希望者はカウンセリングを受ける。

病室1:みほ・そど子・華
病室2:つちや
病室3:紗季

自主的な付き添いとして、会長、河嶋、ホシノ、桂利奈、麻子、沙織、が自主的に各病室に泊る。

:夜
流産を経験した6人はこの日おなじ部屋で一晩をすごした。
(つちや、ホシノ、さき、かりな、河嶋、杏)

そこで6人がどんな会話をしたのか、みほはそれ知らないし、聞くつもりもない。聞けない。


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