過去ログ - 【ガルパン】マタニティ・ウォー!
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862:KASA[saga]
2017/03/04(土) 21:27:37.57 ID:NkPgFjMZO
■67日目
アリサさん流産





■68日目〜75日目
回復した流産組が随時見舞いに訪れだす。
会長、ナカジマ、さき、ローズヒップ、ミカ等々

みんなそれぞれに今回の事件へ向き合ってる。

ある種の皮肉→
処女受胎は未知の現象であるけれど、流産ならば人類は過去に何千万回と経験してきた。その心のケアの方法もある程度は確率されている。(もちろん落ち込んだままのメンバーもいるけれど)
大人達は、集団妊娠には上手く対応できなくとも、それが集団流産へ切り替われば、何とか対応しうる……。


70日頃?
またしても姉に慰められるエリカを目撃するみほ。
みほはエリカに、同性愛志向についての話をする。
(いけないこととわかっていたけれど、葛藤の末、気持ちを抑えきれずに。)
(しかも、エリカさんには隠し事をしていたくないから、というズルい言い方で。→自己嫌悪しながら)
みほ「エリカさんはお姉ちゃんの事、……好きですか」
エリカ→尊敬はしているがそれは恋愛感情ではない(と思う)。ていうかお互い子供がいるんだからそんな事は今はもうどうでもいい。
みほ→内心で安堵。そしてまた自己嫌悪。


この間は流産の発生が一時的に収まっていた。
流産組の元気な姿をみれたこともあって、ちょっとだけ気持ちが上向く。
あるいはこのまま……と淡い期待するけれど、
結局それは、最悪の形で裏切られる。


■76日目
華さん・そど子さん流産
魔の悪い事に、お見舞いに来ていた沙織と麻子が、大洗へ帰るためにセンターを出発した数十分後のことだった。
沙織と麻子へはみほが電話連絡を買って出る。電話の向こうで鳴いている二人の声が、忘れられない。
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カチューシャ「ミホーシャ。あなたにはまだ私達がいる。……ミホーシャ、聞いてる……?」

みほ「……。」


■77日目
オレンジペコさん流産

■78日目
カチューシャさん流産

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 夜、エリカさんを誘い出して、中庭のイチョウの林を歩く。
 街頭の光あ木々に遮られ、そこは闇の中。足元さえもおぼつかない。

エリカ「ねぇ、どこまでいくのよ」

みほ「……。」

エリカ「転んでお腹を打ったらどうするの」

みほ「じゃあ、もうここでいいです」

エリカ「……みほ、あんた大丈夫? ……ごめん、バカね私も…。大丈夫なわけないわよね」

みほ「……」


 振り向くみほ。
 暗がりの中、ゆっくりと手を伸ばす。指先がエリカの体に触れる。

エリカ「みほ……?」


 指先の感触を頼りに、そのままエリカに浅く身を寄せる。上腕のみを使用して、甘く抱きつく。


エリカ「ちょっと」


 エリカがわずかにたじろぐ。その足元で、踏みつけられた落ち葉がサカ、サカと二度音を立てる。


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