過去ログ - 星輝子「第3.5回 フレ志希のケミカルカオスキュートラジオ(仮)」
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◆mBiXSAH/fw
[sage saga]
2016/09/14(水) 00:08:27.43 ID:+hqPN1mO0
俺は回想する。
世界を変えると決意した日から、俺の静かな革命は始まった。
特選部隊の隊長となり、まずは特選部隊の名前を変えた。
タケノコを蝕む部隊、『毒茸部隊』へと。
もともと特選部隊がキノコの地名を持つ土地で圧倒的戦果を挙げることができたのは、
俺の毒茸を徹底的に活用した破壊工作と、食用茸を利用した食料充実によるものである。
加えて男の鏡面剣術による白兵戦力の強化。
歴戦の中で組み上げた己の戦闘スキルとサバイバルスキルを、俺は余すことなく自ら部下へ伝えた。
各地からスカウトし鍛え上げた毒茸部隊は二九九人。
各々が俺の戦闘スキルを下地に得意分野を活かした複合戦闘技術を構築。
毒茸部隊は王国最強の遊撃部隊となった。
そして今、キノコ王国はタケノコ帝国へ王手をかけるべく、大規模侵攻作戦を発令。
その最中にタケノコ帝国中枢を制圧する、これが王国参謀の作戦だった。
……進言したのは俺だったが。
ここからは俺の、毒茸部隊の作戦。
タケノコ帝国中枢制圧の際、男の愛娘を探して救い出す。
そして大規模侵攻作戦により手薄になったキノコ王国中枢を急襲し、制圧する。
この世界の二大悪を一網打尽にすることが出来る。
タケノコを蝕んでいた毒茸は、自らをも蝕む猛毒茸だったということだ。
もちろん一筋縄では行かないだろう。
王国が手薄になると言っても防衛のための親衛隊がいる。
過去の友人に切っ先を向けることになるかもしれない。
だが俺には寸分の迷いも無い。それは毒茸部隊全員にも言えることだった。
部隊全員で三百人と少数なのは、人の顔を覚えるのが苦手な俺の限界数でもある。
だが全員の家族構成・性格・信念を、胸に刻んだ。
俺は部隊員全員一人づつに想いを伝え、皆がそれに賛同してくれた。
俺たち毒茸部隊は揺るぎない絆で結ばれていた。
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