過去ログ - 【デレマスSS】あなたの温度【藤原肇】
↓
1-
覧
板
20
16
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/09/15(木) 23:57:07.63 ID:IDZYafcJ0
加蓮ちゃんの電話は少し長引いているようだ。
のどが渇いたので、差し入れに貰ったスポーツドリンクを飲んでいると、ドアが控えめにノックされた。
「はーい、開いてますよ」
そっと開けられたドアから入ってきたのは、加蓮ちゃんではなくスーツ姿のPさんだった。
「こんばんは、肇。体調は大丈夫か?」
「…ええっ!?」
な、なんでPさんが!?
思わず取り落としそうになったペットボトルを、中身をこぼさずにキャッチ出来たのは運が良かった。
「おお、ナイスキャッチ。じゃなくて、驚きすぎだろう!?おい北条、話が違うぞ!?」
「いやいや、ちゃんとプロデューサーさんに入ってもらっていいか肇に確認はとったよ?」
Pさんの後ろから加蓮ちゃんも入ってきた。
さっきの質問ってそういうことだったの?
「それじゃあお土産も全部渡せたし、私は凛達と夕ご飯の約束があるからそろそろ帰るね。お大事にー」
「えっ、加蓮ちゃん!?」
ばいばーい、と手を振りながら去っていく加蓮ちゃん。
お見舞いに来てくれたのはとても嬉しいのだけれど、なんで芳乃ちゃんといい加蓮ちゃんといい、爆弾を放り込んでくるのだろうか。
「あー…もしかして、まずかったか?」
「い、いえ、大丈夫です。わざわざありがとうございます」
少しギクシャクしながらPさんに座ってもらう。
Pさんが私の部屋に入るのはこれが初めてだ。
顔が火照ってしまうのは、熱のせいだけではないだろう。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
31Res/25.98 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 【デレマスSS】あなたの温度【藤原肇】 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1473950448/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice