1: ◆LV1QS555XE[saga]
2016/09/16(金) 00:37:59.90 ID:9I9DdXdO0
この日はやってくる。
アイドルになって、凛や加蓮、事務所の人たち、ファンの人たち
、今までとは考えられないほど多くの人から、その日を祝われる。
「おめでとう」
その言葉だけで十分すぎるほど、あたしは色々なものをみんなからもらっている。
あたしは幸せだと、本当にそう思う。
でも、きっとどこかにプレゼントが欲しいなと思う気持ちもある。
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2: ◆LV1QS555XE[saga]
2016/09/16(金) 00:38:40.69 ID:9I9DdXdO0
プレゼントは素敵だ。
誰かの為に、あたしの為に選んでくれたという思いがこめられているから。
だからどんなものでもあたしは喜ぶと思う。
ちょろいなー、と凛や加蓮には笑われそうだけど、
3: ◆LV1QS555XE[saga]
2016/09/16(金) 00:39:19.63 ID:9I9DdXdO0
凛と加蓮にそんなことを何となく話したら、
にやにやされてしまった。くそぅ…。
心配ないよって凛は言うし、加蓮はよく見てるねーって悪戯半分で言ってくるし、
結局両サイドからからかわれる始末。
4: ◆LV1QS555XE[saga]
2016/09/16(金) 00:40:09.79 ID:9I9DdXdO0
ライブに向けてのレッスンが終わり、
凛や加蓮、事務所のみんなに一通りお祝いされ、
ファンの人たちから届いたお祝いの手紙を読んでいたら夜も遅くなってしまった。
…いや、遅くなるのを待っていたというのが正解だろう。
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