3: ◆LV1QS555XE[saga]
2016/09/16(金) 00:39:19.63 ID:9I9DdXdO0
凛と加蓮にそんなことを何となく話したら、
にやにやされてしまった。くそぅ…。
心配ないよって凛は言うし、加蓮はよく見てるねーって悪戯半分で言ってくるし、
結局両サイドからからかわれる始末。
4: ◆LV1QS555XE[saga]
2016/09/16(金) 00:40:09.79 ID:9I9DdXdO0
ライブに向けてのレッスンが終わり、
凛や加蓮、事務所のみんなに一通りお祝いされ、
ファンの人たちから届いたお祝いの手紙を読んでいたら夜も遅くなってしまった。
…いや、遅くなるのを待っていたというのが正解だろう。
5: ◆LV1QS555XE[saga]
2016/09/16(金) 00:41:00.89 ID:9I9DdXdO0
少しの沈黙。
何か言った方がいいんだろうか。
こんな時間まで残ってしまっていて、
いかにもあなたにお祝いされたいから待っていたんですという魂胆が見え見えじゃないかー!
6: ◆LV1QS555XE[saga]
2016/09/16(金) 00:41:34.63 ID:9I9DdXdO0
言葉がかぶってしまった。
「…奈緒からどうぞ」
「プ…プロデューサーからどうぞ」
7: ◆LV1QS555XE[saga]
2016/09/16(金) 00:42:18.40 ID:9I9DdXdO0
車の中は静寂に包まれていた。
何かを話そうと思っても上手く言葉が出てこなかった。
日付はまだ誕生日のままだけど、
もしかしたらあたしの誕生日なんてどうでもいいと思っているのかもしれない。
8: ◆LV1QS555XE[saga]
2016/09/16(金) 00:42:58.20 ID:9I9DdXdO0
フロントガラスから見える景色は見たことの無い場所だった。
あたしの家についたわけではないようで。
言葉は凄い。たった一言、それだけで、その一言で全てが満たされるだけの力がある。
アイドルになってからは強く思うようになっている。
9: ◆LV1QS555XE[saga]
2016/09/16(金) 00:43:38.27 ID:9I9DdXdO0
月明かりが少し先にいるプロデューサーさんを照らしている。
あたしも月明かりを頼りに、プロデューサーさんの元まで歩いていく。
10: ◆LV1QS555XE[saga]
2016/09/16(金) 00:44:25.70 ID:9I9DdXdO0
「誕生日おめでとう」
プロデューサーさんの手には大きな花束が。
色々な事を考えて、あたしの為だけに作ってくれただろう花束から、
11: ◆LV1QS555XE[saga]
2016/09/16(金) 00:47:10.60 ID:9I9DdXdO0
奈緒ハピバアァァァァァァァァァ!!!!!
いつか奈緒が主人公の魔法少女物を書きたいと思います。
12:aki
2016/09/16(金) 01:23:40.34 ID:2VkghzQR0
奈緒誕生日おめでとう〜
これからもプロデュースするね〜♪
13:名無しNIPPER[sage]
2016/09/16(金) 01:31:03.76 ID:rVJp6lC00
おつ
誕生日おめでとう奈緒
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